ゲームソフトはダウンロード版?パッケージ版?

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パソコンにしてもスマホにしてもゲーム機にしても記録媒体は安価に大容量が確保できる昨今ではゲームソフトはダウンロードするスタイルが主流になりつつある。

一方で、そんな時代の中でもある目的をもってパッケージ版を買い続ける人々がいる。

わたくしだ。

このライフスタイルに対するわたくしの感想

  ★★★★★  …生まれ変わってもやる
  ★★★★☆  …一生続ける
☞ ★★★☆☆  …基本続ける
  ★★☆☆☆  …たまにやる
  ★☆☆☆☆  …やらない

むしろ今の時代だからこそパッケージ版なのだ。(もちろんモノによるが)

パッケージ買いの利点

売却できる
誰でも思いつく理由だがほぼこれに尽きる。

もう少し言うと、飽きたら売ればいいし人に譲ってもいい。もちろん気に入ったなら手元に残してもいい。そういう選択肢を増やせること自体がパッケージ版を購入する利点の本質であり、一度購入したら売却も譲渡も何もできない不自由さがダウンロード版のデメリットであると考えている。

ただし売却については馴染みの無い人から見ると(昔のわたくしがそうだったように)以下のようなイメージがあるかもしれない。

昔のわたくし
昔のわたくし

売却面倒くさそう…

それに手間暇かけて売っても大した額にならないんだろ?

じゃあもう面倒だからDL版でよくない?

ここでハードルとなる「手間」「利益」については実際にやってみると想像以上にポジティブなことがわかる。

●思ってたより楽に売れる
これはもちろん、メルカリに代表されるフリマアプリの利便性が非常に高いためだ。
ユーザの増加に伴って利便性も年々向上しているため、詳細は後述するが売却するための手間はとても小さくなっている。

●思ってたより高く売れる
フリマアプリが出来る以前、店に持ち込んで安く買いたたかれていた時代を知っている人は特に売却額が安いイメージがあるかもしれない。ただわたくしの体感で言えば新作で買ったゲームは体感7割ほどは回収できる

たとえば新作ゲームソフトが一本\7,000だとして、月に1本のペースで購入すると年間の支出は84,000円ほどとなる。これがDL版では再利用できないが、パッケージ版の場合は\60,000ほど返ってくる可能性がある。

「手間」と「利益」についてはわたくしの具体的なやり方をのちに記録する。

書籍との対比

ちなみに同じように実物版とダウンロード版があるものの代表として書籍が考えられるが、フラットに見るとゲームソフトについては書籍と比べても明らかに売却に向いていると思う。

たとえば書籍の場合は
 「後から見返すことが多い」
 「売却しても利益が大きくない」
 「保管時に場所をとる」
 「厚い本は送料が高くなる」
などの理由から電子書籍(ダウンロード版)の方がメリットが大きいと考えている。(もちろん紙の方が好きという個人的な嗜好があれば紙でいいが)

一方でゲームソフトは書籍とは対照的に
 「クリア後に用済みとなるジャンルがある」
 「売却時の利益が大きい」
 「保管してもあまり場所をとらない」
 「送料は安く済む」
といった具合に現代では売却との相性が良すぎるのだ。

売却が有効なケース

ではゲームは全部パッケージ版を買うのか?というともちろんそんなことはないし、なんでもかんでも売ればいいというわけでもない。

クソゲー / 自分には合わなかった

シンプルにクソゲーだった場合はもう四の五の言わずに売りなはれ。

事前に情報を見て面白そうだと期待して買ったもののクソゲーだったなんて経験は誰にでもあるだろう。クソゲーとまでは行かなくても「思ったより自分に合っていなかった」「なんとなくやらなくなった」というケースは決して珍しくない。

もちろん体験版があればある程度は事前に把握できるから積極的に利用したいし、発売後の評判を待つという手段も有効だろう。しかしどんなに他人のレビューを参考にしたところで、実際にプレイしたら自分には合わなかったということは出てきてしまう。これはエンタメの特性上どうしても仕方のないことなのだ。

こんなときダウンロード版では1ミリも再利用できないため「なんで自分はこんなクソゲーを買ってしまったのか」と枕を濡らすことしかできないが、パッケージ版であればさっさと売却してとれるだけ元を取ればいいだけの話なのである。

わたくしが手放したクソゲーを見知らぬ誰かがわざわざお金を払って拾い上げることを考えると胸が熱くなるのである(ゲス顔)。

なおこの場合の注意事項として「明らかなクソゲーの場合は早く売らないと値段がどんどん下がってしまう」という懸念がある。新作ゲームがクソゲーな場合はすぐ売ろう。

ジャンル的にもうやることが無くなった

やることが無くなったゲームを保持していても仕方がない。

よほどのお気に入りのゲームなのであれば保持しておくのも一つの手だが、基本的な考えとしてやることが無くなったゲームを手元に置いておくことに特に意味はないのである。

パッケージ買いが適しているゲームの傾向

●一人用あるいは少人数用。
●クリアの概念がある。

[ジャンル]
 ・ロールプレイング
 ・アクション
 ・シミュレーション

特に上記のタイプはやることが無くなりやすい。

最近のゲームであればDLCも主流であるためクリア後もコンテンツが配信されるケースは多いため、そういう意味で手元に置いておくというのはアリかもしれない。しかしそこまでやりこむかあるいは売却するかという選択を行えること自体が重要なのである。

売却が有効ではないケース

一方で、以下のようなケースではダウンロード版の方が有効だと考えている。

ダウンロード版が適しているジャンル

●繰り返しプレイする
●毎回結果が変わる

[ジャンル]
 ・レースゲーム
 ・ボードゲーム
 ・パズルゲーム
 ・格闘ゲーム
 ・FPS/TPS
 ・オンラインゲーム全般

これらについては「気が向いたとき」や「友人に誘われた時」にフラッとプレイするケースが多いため、その都度購入するのではなくゲーム自体を保持しておいていいだろう。そして毎回パッケージを入れ替えるくらいならダウンロード版を保持していた方が便利と考える。

もちろんパッケージ版を購入しておき、飽きたりやらなくなったら売るという判断をしても問題ない。

わたくしはswitchで以下はDL版として持っている。
 ・マリオカート
 ・スマブラ
 ・モンハン
 ・スプラトゥーン

売却について

ここではわたくしが実施している売却についてやり方を記録する。

●売却方法
●梱包・発送方法
●売却益

なお、一度準備とやり方を整えてしまえば売却はハッキリ言って容易である。

売却方法

使いやすさやコストの面から、売却方法はメルカリに代表されるフリマアプリでほぼ一択と見ていい。

ユーザ数や取引数も多く新作ゲームも活発に取引されている。手数料はあるもののユーザ同士での取引となるため取引額も高くなる。

どのフリマアプリを使う?

手段 手数料  取引数 
メルカリ10%多い
ラクマ6%普通
paypayフリマ5%普通

代表的な3社を比較するとご存じメルカリが最もユーザー数/取引数が多く、つまり活発で売れやすい。

この王者メルカリに対してラクマpaypayフリマが後を追う形だが、この二者間には現状大きな差はない。

結論、わたくしは以下観点からゲーム類に関してはラクマかpaypayフリマをおススメする。

メルカリでなくてもイイ

●手数料
繰り返しの売却を前提とするとメルカリの高い手数料は避けたい。
●取引数
比較的新しいゲームならメルカリでなくてもすぐ売れる。
●文化
個人的な使用感として、値引き交渉や変な客がメルカリより多くない。

わたくしはラクマを使用しているが困ったことは特になく、すぐ売れる。

ただしマニアックなタイトルや古いものなどは母数の多いメルカリの方がいいだろう。使い分け大事。

なお三社ともゲームのバーコード出品に対応しているため出品自体も楽だ。
出品ボタンを押してゲームソフトパッケージのバーコード情報を読み取れば必要な情報は勝手に入力されるのであとは好きな値段に弄ればいい。

必要資材

「いちいち発送すんの面倒くせぇよ」という人もいるかもしれない。
だが今はそんなことは全然なく正直ラクチンである。

必要な梱包資材

●OPP袋
●封筒(プチプチ内包)
●ゆうぱけっとポスト

必要な素材はこれだけ。

●OPP袋

商品が濡れたりしないよう、液体から保護するために用意する。
ゲームソフトがウルトラフィットするサイズがベストだが若干大きくても問題ない。
百均やホームセンターで購入できる。

クッション封筒

クッション封筒はあらかじめ中にプチプチ(緩衝材)が内包されている封筒。若干割高になるが、別途プチプチを用意する必要が無かったりシールを剥がせばすぐに封が出来たりと非常に便利なのでおススメする。

ダイソーなど百均で見かけるが、もしこれが見つからなければ通常の封筒とプチプチは用意する。

●ゆうパケットポスト発送用シール

これを封筒に貼ってフリマアプリでQRを読み取ることで、あとはポストに投函するだけで済むという中々の発明品。

コンビニや郵便局で購入できる。
郵便局だと1枚5円で20枚入り(100円)、コンビニだと1枚7.5円で10枚入り(75円)

ちなみに「メルカリ用」とか「メルカリで使える」のようにメルカリに特化したかのうような書かれ方をしているものもあるが、ラクマやpaypayフリマでも問題なく使える。

梱包・発送方法

以下に、実際にフリマアプリで購入通知があってからわたくしがやっていることを並べてみる。


売れたらやること
  • 30秒
    購入者にメッセージ

    これは定型文に登録しておくと楽である。

    この度はご購入有難うございました。
    準備が出来次第発送いたしますので、今しばらくお待ちください。

    この程度で十分だ。

  • 30秒
    ゲームをOPP袋に入れる

    OPP袋を取り出して売れたゲームを中に入れる。

    シールを剥がせばペタッと貼りつけられるのですぐ終わる。

  • 15秒
    ゲームを封筒に詰める

    ゲームをクッション封筒に入れて封をする。

    もしクッション封筒が無ければ別途プチプチに入れてから通常の封筒へいれてセロテープなどで封をする。

  • 15秒
    封筒にゆうパケットポストを貼る

    剥がしてペタッと貼るだけ。
    これで準備は整う。

  • 15秒
    ゆうパケットポストを読み取る

    ゆうパケットポストは三大フリマアプリとも対応している。

    [ラクマの場合]

    ・発送方法に「ゆうパケットポスト」を選択し、「2次元コードを読み取る」を押下する。

    ・カメラが起動するので先ほど貼り付けたゆうパケットポストのシールからQRコードを読み取る。

    ・「梱包した商品に発送用シールを貼った」にチェックを入れる

  • 30秒
    ポストに投函する

    何かのついでに近所のポストに投函する。

    もちろん手紙やはがきではなくその他の郵便物の口にぶち込んでおく。

  • フィニッシュ
    発送通知

    アプリから「商品の発送を通知する」を押下すれば完了

慣れは必要だが、発送準備についてはマジで売れてから3分とかからない。
準備ができたらあとは何かのついでにポストに投函すれば良いだけなので本当に楽なのである。

売却益の例

それでは実際にどの程度の売却益が出ているのかを参考として一部記載する。


なおわたくしは基本的に楽天でポイントマシマシにして購入している(およそ18%~20%ほど)のでその分は差し引く。これが他サイトや店で購入する場合はポイント分は変動するものと考慮頂ければ問題ない。

トライアングルストラテジー

発売:2022年2月(発売日に購入)
売却:2022年4月

購入額 ¥ 5,667 (商品代 – ポイント)
売却額 ¥ 4,589 (商品代 – 手数料 – 配送料)

このゲームを遊ぶためにかかった金額 = ¥ 1,078

全シナリオをクリアして全キャラのレベルを最大まで育てた。

面白かったけどやることがなくなったので売った。

100時間近くやりこんで1000円ちょいというコスパよ。

天穂のサクナヒメ

天穂のサクナヒメ

発売:2020年11月
購入:2020年12月
売却:2021年01月

購入額 ¥ 4,084 (商品代 ¥4,980 – ポイント ¥896)
売却額 ¥ 3,744 (商品代 ¥4,200 – 手数料 ¥277 – 配送料 ¥179)

このゲームを遊ぶためにかかった金額 = ¥ 340

当時話題になり買ったものの忙しすぎてあまりプレイする時間も持てず、そうこうしているうちに興味が薄れてきてしまい売却。340円て。

ピクミン3デラックス

ピクミン3デラックス

発売:2020年10月
売却:2020年11月

購入額 ¥ 4,736 (商品代 ¥5,920 – ポイント ¥1,184)
売却額 ¥ 4,609 (商品代 ¥4,980 – 手数料 ¥192 – 配送料 ¥179)

このゲームを遊ぶためにかかった金額 = ¥ 127

メインシナリオはクリアした。

まだやれそうなこともあったが、もういいかなという気がしたので売却。

当時は手数料が3.5%だったこともあるが、差し引き¥127はバグってる。

まとめ

ここまでゲームソフトをパッケージ版で購入する利点についてわたくしなりの感想ややり方を記載した。

個人的につまるところ何事も「選択肢の多さ」を重視した方がよいと思っている。
ダウンロード版ももちろん優れている面も多々あれど一度買ったらもうどうすることもできないという制約がゲームソフトではマイナス面に働いているのかなと。

そんな具合で今後もパッケージ版を主体にしようと思っている

わたくしのような者が増えたらゲーム会社は大変だなぁ

たぶんそういうトレンドを見つつ売り方を変えていくんだろうね。

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