糖質制限中に自宅でカレーは食べられるのか?低糖質のレトルトカレーを調べてみた

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糖質制限中に頭を悩ませるのがみんな大好きカレーライス。これの何が困るって、カレーもライスも糖質マシマシなため普通には食べることができないというところ。

外食であればココイチの低糖質カレーという選択肢があるが、自宅で食べたい場合は低糖質のレトルトカレーという選択肢があるだろう。

というわけで低糖質を謳うレトルトカレーを実食調査したので共有したい。

栄養成分比較表

わたくしたち糖質制限プレイヤーを救ってくれるキラ星のごとき低糖質カレーたちを以下に紹介する。

なお栄養成分は1食(1袋)あたりの数値となっている。

メーカー価格帯
(目安)
製品容量熱量PFC
タン
パク
脂質炭水化物
糖質食物
繊維
gkcalgggg
ハチ食品¥150低糖質
チキンカレー
1501247.27.56.01.7
低糖質
ビーフカレー
1501354.210.25.81.4
SARAYA¥320低糖質
チキンカレー
140915.95.35.63.5
低糖質
ビーフカレー
140107.86.46.76.23.6
三菱食品¥300からだシフト
バターチキンカレー
1402067.016.46.81.5
からだシフト
ビーフカレー
1401626.311.86.32.7
からだシフト
グリーンカレー
1401014.96.74.90.8
Earthink
オススメ
¥500本枯鰹の
和風チキンカレー
180959.74.33.81.4
朝倉山椒が香る
ポークカレー
18012610.37.24.31.6
リボン食品¥450低糖工房
ビーフカレー
180994.06.74.12.9
低糖工房
グリーンカレー
1601228.29.01.02.2
壱番屋¥700低糖質
ビーフカレー
15015513.08.66.21.6
低糖質
バターチキンカレー
15019911.314.06.81.5

多少ばらつきはあるものの、基本として高くても7gもいかない程度でカレーを楽しむことができる。

実食

さてここでは実際に低糖質レトルトカレーを食したわたくしのメモリーを共有する。

ハチ食品

レトルトカレーの老舗・ハチ食品が提供する低糖質カレーたち。

製品容量熱量PFC
タン
パク
脂質炭水化物
糖質食物
繊維
gkcalgggg
低糖質
チキンカレー
1501247.27.56.01.7
低糖質
ビーフカレー
1501354.210.25.81.4

どちらも糖質量はほとんど変わらないので、これ単品であれば6g前後となるため利用の幅は広がりそうだ。たんぱく質や脂質では若干の差異はあるが、好みで選んでよいレベルだろう。

特筆すべきはその金額で、他の低糖質レトルトカレーが一つ300円以上するなかで1つ150円ほどという驚異的なコスパをたたき出している。

その分具材は無いに等しいレベルで入っていないが、具は自分で用意するという人にとっては良いのかもしれない。

低糖質 チキンカレー

白いのはカリフラワーライス。

低糖質 ビーフカレー

感想

水気があってサラサラとしているタイプ。味はこれといった特徴もなくまあまあ普通のレトルトカレーで、「こういうのでいいんだよ」的な普通のカレーとして違和感なく食べることができる。

「チキンカレー」「ビーフカレー」というものの具は少ない。一応かき分けるとそれっぽいものが申し訳なさそうに顔を出す程度なので、具がゴロゴロ欲しい人は自分で用意した方がいいだろう。

[向いている人]
・出来るだけコストを抑えたい人
・具材は自分で用意する人

SARAYA 低糖質カレー

SARAYAは医療、衛生、環境分野で活動している日本の企業だ。ラカントSなどの甘味料やカレー以外の低糖質食品も展開しており、糖質制限プレイヤーにとってはなじみの深い企業の一つ。

製品容量熱量PFC
タン
パク
脂質炭水化物
糖質食物
繊維
gkcalgggg
低糖質
チキンカレー
140915.95.35.63.5
低糖質
ビーフカレー
140107.86.46.76.23.6

上記は商品パッケージ裏面に記載のものであり糖質量は6g前後となる…のだが、パッケージの表面では糖質3.5gと表記されていてこれはラカントが含む糖質を除外した、実際に体内に吸収される糖質量と思われる。

低糖質 チキンカレー

低糖質 ビーフカレー

感想

味そのものは可もなく不可もなくといったところで普通のレトルトカレーとして頂ける。ややサラサラとしつつも若干トロみを帯びていて、まあ普通のカレー。具は微妙に入っている程度。

なおこの商品については甘味料にラカンカ抽出物が使用されている。
ラカントSを販売しているSARAYAならではといったところだろうか。

自宅でもラカントSを使用しているなど、甘味料はラカンカを好む人に向いているかもしれない。

三菱食品 からだシフト

製品熱量PFC
タン
パク
脂質炭水化物
糖質食物
繊維
kcalgggg
からだシフト
バターチキンカレー
2067.016.46.81.5
からだシフト
ビーフカレー
1626.311.86.32.7
からだシフト
グリーンカレー
1014.96.74.90.8

バターチキンカレー

ビーフカレー

グリーンカレー

感想

まあまあおいしくはあるのだが、他と比較すると内容量が多くないわりに糖質量は全体でも高めなため少々選びにくい感はある。

ただグリーンカレーについては糖質量が4.9gとなっておりグリーンカレーが好きな人には良いのかもしれない。

Earthink

Earthink(アーシンク)は食品の企画・製造をしている企業だ。正直耳慣れておらず初めてこの会社のことを知ったわけだが、どうやら心と体の健康向上を目的とした食品を製造しているらしく、低糖質カレーもその一環なのだろう。

製品容量熱量PFC
タン
パク
脂質炭水化物
糖質食物
繊維
gkcalgggg
本枯鰹の
和風チキンカレー
180959.74.33.81.4
朝倉山椒が香る
ポークカレー
18012610.37.24.31.6

本枯鰹の和風チキンカレー

朝倉山椒が香るポークカレー

感想

はい、個人的にはコレが一番良いかなと思った。

まず箱を持った時点でズッシリとした重量感がある。それもそのはずでこの製品の内容量は全製品中で最も多い180gに及ぶためだ。

見た目はどちらも似ているが、カレーとしてはトロリとしたものではなくサラサラとしているタイプだ。そのお味はどちらもかつお節が入っておりこれがなかなかに美味しい。

意外とカレーにマッチしており和風カレーのような味わいになっている。

栄養成分を見るとたんぱく質は高め、脂質は低めとなっている。さらに肝心の糖質量も4g前後と全製品中でも低めの値となっており正直言って悪い部分が無い。

強いて言うならば価格が全製品中で高めの部類にはいるという点だろうか。

CoCo壱番屋

もはやその名を知らぬ人は居ないだろうといって過言ではない、ココイチことカレーハウスCoCo壱番屋を経営する壱番屋が提供する低糖質レトルトカレー。

製品容量熱量PFC
タン
パク
脂質炭水化物
糖質食物
繊維
gkcalgggg
低糖質
ビーフカレー
15015513.08.66.21.6
低糖質
バターチキンカレー
15019911.314.06.81.5

カレーハウスのココイチでは「低糖質カレー」の糖質量が16gもあったのになぜこちらはこんなに糖質量が低いのだろうか…

低糖質 バターチキンカレー

低糖質 ビーフカレー


感想

見てわかる通り具材がゴロゴロ入っているのが特徴。他のレトルトと比較すると味もそれなりによく、さすがはココイチといったところ。その分値段はお高めになるので、特にアレンジせずにこれ一つで完結させたい人には向いているだろう。

まとめ

さて、以下のようにまとめつつ今回の報告を終わりにしたいと思う。

●レトルトカレーは糖質制限中に有効
 ・1食の糖質5g前後でカレーを楽しむことができる。
 ・様々な価格帯から選べる。

●どれを選ぶとよい?
 ・具材は自分で用意するのなら安さでハチ食品。
 ・具や味を求めるなら高いけど壱番屋。
 ・ボリュームと低糖質のバランスなら低糖工房。

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