自慰行為を封印するとパフォーマンスが向上する。
そんなうわさは特に男性であれば聞いたことはあるかもしれない。
●オナ禁すればモテモテになる
●オナ禁すれば仕事が出来るようになる
本当にそんな効果があるのだろうか…?
ということで、最長で1年5か月のオナ禁記録を持つわたくしから、オナ禁の効果や感想について共有したいと思う。
わたくしのオナ禁結果

◆両親の前で一字一句を声に出して読みたい見出し
結論から申し上げて、オナ禁にトライしたわたくしは想定していたよりもかなり大きな効果が得られたと言わざるを得ない。
まずわたくしがオナ禁を取り入れてからおよそ5年ほど経過しており、その中でも最長期間では1年以上は実施している。
これは毎日せっせと棒磨きにいそしむオナ猿どもから見る理解しがたい行為だろうし、あるいは修行僧のように思われても仕方ないかもしれない。
しかし一度オナ禁を成功させて依存状態を脱却してしまえば自慰行為を致そうとする気が自体がそもそもなくなるため、実際はそんなに苦でもないことをまずはご理解頂きたい。
依存からの脱却

オナ禁に限らないが、人間の本能に訴えかけるようなものをターゲットにしたビジネスは少なくない。
もちろんこれらが悪というつもりは全くないが、要は利用する側の程度の問題なのだ。そしてこれらに総じて言えることは依存している際はいいワケをして脱却に抵抗するものの、一度脱却するとケロリとしてしまうということだ。
例としてこのようなものがある。
●糖質制限の結果別に甘いものを欲さなくなった
●オナ禁の結果自慰行為をする気が減った
●禁煙したら別に吸いたいとも思わなくなった
依存中の人間からすると脱却なんて異次元に思えるようなことでも、一度依存を脱却して本来の状態に戻るとそれ以降はその生活は特に苦にもならなくなるので何事も挑戦が大事だと思う。
メンタルは「大きく」改善する

◆自分の内面が男らしくないと感じた場合は効果があるかもしれない
オナ禁前のわたくしは常時以下の状態だった。
●だいたい無気力・だるい時が多い
●行動する気がおきない
●声が小さい、ネガティブ
結果としてこのような状態が改善されたわけなのだが、長い人生でこのような状態は出来るだけ早く取り除いた方がよいのは言うまでもない。
それではわたくしがオナ禁の末に得たメリットを以下に記載してゆく。
オスらしくなる

これはガチである。
●決断力・行動力が増す
●押しが強くなる
●心が動じず落ち着く
●前向きな気持ちになる、楽しい気持ちになる
わたくしが実感したメンタル向上の効果はざっとこのようなところだ。どうだろうか、優秀な男性の特徴という気がしないだろうか。
オナ禁の効果を一言で表すならば「オスがオスらしさを取り戻す」というのがわたくしの結論だ。
そういう意味では、全パラメータが上昇するというよりかは「オナ猿時代に下がりまくってたパラメータが本来の状態に戻る」と言う方が適切だろうか。
オナ猿どもはこれまで失い続けてきたものを取り戻すべきだ。
全員に効果があるわけではない

わたくしが実感したメリットはオナ禁の神に誓って嘘偽りのない事実ではあるが、だからといって万人に共通なものだとは思っていない。
ではどういう人にこの効果がありそうかというと、過剰なオナ猿と化している人ほど効果が望めそうだと思う。若い頃からの延長として自慰行為が習慣化してしまっている人も少なくないだろう。
若い頃は放出した精力を量を上回る回復量があったのかもしれないが、年齢を重ねるととても回復が追いつかなくなってくる。結果、ある程度の年齢になってなお自慰行為の回数が多い人は常時ガス欠のような状態になっているのではと考えられる。
●30歳を超えている
●自慰行為の頻度が週に数回以上だ
●基本的に無気力・自信が無い・だるい
もしこのような条件に当てはまるのであればわたくしが得られたような効果を享受できる可能性は高くなるかもしれない。
対女性の変化

◆確実に「変わった」
生身の女性を求めるようになる
これは自分でも意外な効果だった。
オナ猿時代は自分に男としての自信がなく、自分から女性に近づこうという気力はなかったし「自分なんか…」と尻込みしていた。
ところが一旦オナ禁をしてからというもの不思議と「動画サイトでエロ動画を見たい」という欲望はあまり増えず、一方で「実際の女性と会話したい、触れたい」という欲が増加したことに気付く。
結果、自分から進んで女性に話かけるようになったり女性を喜ばせるようになったりと変化していった。それまでは画面越しの女性で自慰行為をしていただけに大きな心境の変化である。
モテるようになる

オナ禁の効果としてよく挙がるものに「女性にモテる」というものがある。なぜ女性にモテるようになるかというと、シンプルに振舞いがオスらしくなるからというのがわたくしの結論だ。
オナ禁を続けた結果、体の内からあふれ出るフェロモン的なものがメスを引き寄せる…というよりかは、女性に対する接し方の変化がモテやすくなる要因だとわたくしは思う(もしかるすとフェロモン的なものもあるかもしれないが)。
[オナ禁前のわたくし]
●女性と積極的に関わらない(自信がない)
●会話していても挙動不審(自信がない)
[オナ禁後のわたくし]
●女性と関わることに抵抗がない。
●落ち着いて会話できるようになる。
どちらの方が女性から見て好ましいかは聞くまでも無いだろう。
オナ猿時代のわたくしは精力が常に不足した状態であり、無気力でオスとして常に自信が無い状態だった。しかしオナ禁を成功させてからのわたくしは女性と会話する際にもどっしりと落ち着いて会話できるようになったことを自覚している。
結果、オナ禁以降はわかりやすく女性のわたくしに対する接し方が変化したのである。
●話しかけてくれるようになった
●お菓子をくれるようになった
●一緒に食事に行くようになった
使えるリソースが増える

簡単にいうとこれまで自慰行為に割いていたものが他のことに使えるようになる。
●使える時間が増える
●使えるお金が増える
シンプルだがこれは人生において並々ならないプラス要素を秘めており、これまで如何に無駄な時間と金を費やしていたのかと気付かされる。
多くの時間を費やして多くの金額を費やした結果、自分のパフォーマンスを下げてりゃ世話ないぜ。
使える時間が増える

◆無駄でしかないと気付いてるだろう?
女性から見ると男性の自慰行為はすぐに終わると思われがちかもしれない。
しかし事実はそんなに単純ではない。フィニッシュできればなんでもよいわけではなく、そのオカズ探しに膨大な時間を費やしてしまうのが男というものなのだ。
昨今ではインターネットで手軽にオカズ探しができるようになった反面、「もっと良いオカズを!」と探し回ってしまう傾向にあり、オカズ探しに1時間以上を費やしてしまうことも珍しい話ではない。

何か別の作業をしていたはずが、ふと気が付くとオカズを探していたなんてこともあるくらい自分で制御しにくい部分でもある。特に一人暮らしの独身男性なら理解できると思うが自慰行為に奪われる時間的リソースは決して小さくない。
そして長時間に及ぶオカズ探しを経て自慰行為をすると、フィニッシュ後の賢者モード時には「なんて無駄な時間を過ごしたのだ」と後悔することになる。
本当に無駄なこの時間はオナ禁によって簡単に確保できるようになるのだからやらない手はないだろう。
使えるお金が増える

◆これまでどれだけのお金を費やしてきたか、考えたくもないだろう?
自慰行為にあたってはイマジネーションで果てることも出来るが、手軽にエロを摂取できる現代においては何かしらの媒体をインプットとすることが一般的だ。
中には無料で得られるものもがあるが、何かしらのサービスに料金を支払っている人も少なくないだろう。
●動画サイト
●画像サイト
●電子書籍
●同人作品
挙げだしたらキリがない。動作がサイトはサブスクのものでも月に数千円、単品のレンタルであれば1点300円ほどだろうか。
また歴戦の猛者になるほど道具にこだわったり場所にこだわったりと、自慰行為にかかるその費用はどんどんかさんでゆく。
こうした浪費にストップをかけて、その分をほかのことに回せばどれだけ有益かは是非自分の通帳と相談してほしい。
やり方について

「射精禁」ではない

ここは非常にカン違いされやすいので記載しておく。あくまでも「自慰行為」を禁止する行為であって「射精」そのものを禁止すべきではないと考えている。
●自慰行為はしない
●射精したければ異性と致す
わたくしは1年以上に及ぶオナ禁を何度か実践しているので特に問題ないことを身をもってい知っているが、射精を長期間禁止することのデメリットは人によっては無いとも限らない。
オナ禁に成功したとしても、あまりにも長い期間は頑張りすぎず適度に放出した方が良いだろう。
異性との性交渉は?

オナ禁はあくまでも自慰行為を禁止とする行為であるため、異性との性交渉は問題がない。
「そうではなくて、せっかくのオナ禁効果が得られないのではないか?」と言う話であれば、それも含めて問題がない。なぜかというと、異性と触れあう行為そのものが男性にとってオスを高める強力な行為だからだ。
①定期的に異性と性交渉する男性
②オナ禁する男性
③一人オナ猿と化してムダ打ちする男性
③が最も男性のパフォーマンスを下げる。①が理想だが、これが難しければ②の状態に移行した方がよい。
どのくらい続けるべき?

最低でも1か月は続けてほしい。
わたくし基準にはなるが、開始してから1~2週間で徐々にオナ禁によるパフォーマンス向上効果がメキメキと感じられたものの一か月ほどで頭打ちに思えたからだ。これ以降は効果の維持という意味合いになり目立った効果は得られなかった。
一か月した後は射精したければ異性を探すのが一番になる。その後は、個人的な感覚にはなるが週イチ程度ならばある程度のオスっぽさは維持できると思っている。
最初の2週間が勝負
最初の2週間が最も断念しやすい。
暇さえあれば股間に手が伸び、何かの合間につけて卑猥なワードを検索しているかもしれない。
ただしこの期間を一旦超えて中毒症状から離脱できればあとは波に乗って安定するため、最初の2週間は特にグッと我慢する必要がある。
わたくしは初回時には欲望よりも好奇心が勝っていたためそこまで苦にならなかった。その後はオナ禁のメリットを知っているため、我慢しようとする気持ちが強く働くようになった(というよりもあの悲惨なオナ猿時代に戻りたくないという気持ち)
まとめ

さて、わたくしが実践したオナ禁の感想を色々と記載してきた。
もちろん人によるというのは前提な上で、わたくしはオナ禁により割と驚くほど多くの恩恵を受けたため、もしもオナ禁前のわたくしと似たような人が同様に効果を実感できれば幸いである。
というわけで以下のようにまとめつつ今回の報告を終えたいと思う。
●メンタルが大きく改善した
・オスらしくなった
・対女性の関係が向上した
●リソースが増えて人生が豊かになった
・自慰行為に割く時間が削減された
・自慰行為に割くお金が削減された
●その他
・「射精禁」ではない
・効果を得られるのは最初の一か月ほど