【メリット】湯シャンは髪にどのような効果があるのか?思い切って5か月続けた結果

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大人になると髪の悩みは多い。

●ハゲてきた
●髪に元気がない
●ツヤがない
●髪が薄くなってきた
●ハゲてきた

こうした悩みに対して小手先ではなく根本から解決したいと考え始めるのが30代、40代、50代といったあたりだろうか。


湯シャンをやってみたいけれど臭くなったらイヤだし…そもそもどんな効果があるのだろうか、と踏ん切りのつかない人も少なくないだろう。

「臭い」とか言われたら立ち直れないもんな。

さてそのような悩みに対して、一足先に快適な湯シャンライフを送っているわたくしから以下のような実体験を報告したいと思う。

 ●湯シャンをしてどのように変わったのか?
 ●湯シャンのメリットは?
 ●湯シャンの注意点は?

湯シャンに興味はあるけれどなかなか踏ん切りがつかない、という人の背中を押す要素になれれば幸いだ。

実施してみた感想

2022年12月の後半から開始して半年近く経過する。

今ではもうシャンプーは使っていないし、その状態で普通に人にも会ってるし仕事もしている。

さてその満足感はというと、ハッキリ言ってメチャクチャ満足している。

なんでももっと早くやらなかったんだろうとさえ思うし、特別な事情でもない限りもうシャンプーをすることは二度とないだろう。

グッバイシャンプー。いままでありがとう。

現在の状態

湯シャン二か月経過時点での髪はこんな感じ。
湯シャン前の画像がないのであれだが、以前よりかは良い髪質になっている。ここからどうなるかは追って観察したい。

今ではもやは髪に洗剤をつけて洗うという行為そのものに違和感を覚える。

思えば子供のころから当たり前のようにシャンプーしていたわけだが、これは刷り込みのようなものだったのかもしれない。

ベタつきは?

◆お湯だけで洗うと聞いてまず最初にべたつきを想像するのは仕方のないことだろう。

さて結果はどうかというと、湯シャンの神に誓ってべたつきは全くないと言える。これは実践した人にはわかることだけだが、湯シャンが成功すると髪はべたつくどころかむしろ乾燥しがちになるほどだ。

触ったらベタベタするとか見た目がギトギトするということは一切ないので安心してほしい。わたくしはむしろ逆で、今の髪質が気に入りすぎてヒマさえあれば手で触っている始末だ。

ただし、後述はするがこれはあくまでも湯シャンが成功してからの話で、湯シャンを開始してからしばらくの間はベタつくことは覚悟した方がいいだろう

ニオイは?

◆シャンプーを使わないのだから悪臭がするかもと考えるのも致し方ないことだろう。

ニオイについてはべた付きと違って自分で明確に確かめることが困難なため、わたくしは実家に帰った際に優秀なエージェント(オカン)を騙すことで試してもらい、特に問題ないことを確信している。

具体的には「最近シャンプー変えたんだけど変なニオイとかしないかな。職場で変なニオイしたら困るのでちょっと嗅いでもらえないか」ともっともらしいことを言ってオカンに匂ってもらい、その結果「別に変なニオイしないけど」という言質を取ったわけだ。

ただし、当然市販シャンプーのような芳醇な香りが漂うこともないのでそのあたりは留意してほしい。

ちなみにだが、枕に自分のミドル臭的なものが残るという人も珍しくないだろう。わたくしはこれがキレイさっぱり消えたことをここに記載しておく。そういう意味でニオイについてはむしろ改善されたと言ってもいいくらいである。

メリット

ここではわたくしが湯シャンを成功させてことで具体的に感じた恩恵をゆくので正座してヨダレを垂らしながら眺めて頂きたい。

 メリット①:シャンプー・コンディショナーが不要
 メリット②:毛根が強くなった
 メリット③:髪にボリュームが出た
 メリット④:くせ毛が改善された

メリット①:シャンプー・コンディショナーが不要

怒られそうなほど当たり前の話ではある。

「最近湯シャンを始めました」

「でもシャンプーも買い続けてます👍」

という人はなかなかいないだろう。家がパンクする。

シャンプーとコンディショナーを「買わなければいけない」という状態からの解放は結構快適なものである。どんなシャンプーがいいかと迷う必要もないし、特売品を探す必要もない。

風呂場がスッキリする点や洗面台の下にシャンプーとコンディショナーのストックを置かなくてよいのも嬉しい限りだ。特にわたくしのように持ち物を極力減らしたいミニマリスト志向のある人にとっては歓迎されるだろう。

金銭面からみても、残りの人生を何十年間もシャンプーを買い続けるという必要性がなくなる利点は大きい。

メリット②:毛根が強くなった

これこそがわたくしが湯シャンを実践して良かったと感じる最大のメリットであり、これを読んでいる毛髪の貧困な諸君はパンツを脱いでよく聞いてほしい。

湯シャン前の頭皮

そもそもわたくしが湯シャンを始めたきっかけはM字ハゲによる生え際の引き潮現象と、劣悪な頭皮状況を改善したかったことにある。

以前のわたくしの頭皮、、というか生え際は常にチリチリしており、ちょっと押すとやや鋭い痛みを感じていた。

髪を引っ張るなんてもってのほかで、ちょっとひっぱるとすぐにプツンと抜けるんじゃないかというかと思えるほどの弱さを感じていた。

湯シャン後の頭皮

ところがどうだろう。あのモヤシのごとくか弱かったわたくしの毛髪たちは、いまやとてもたくましい姿へと生まれ変わっている。

匠もびっくりのBefore/Afterで、実際に髪をグイグイ引っ張ったところでビクともしないたくましさを手に入れることが出来た。毛根が頭皮にしっかり根付いている感覚がとても強いのだ。

抱かれたい毛髪環境ランキングがあったらわたくしの髪は上位に入るかもしれない。そのくらい力強く、たくましく、雄々しいのだ。

これはわたくしの湯シャン生活で最も確実に力強く実感していることで、もしも以前のわたくしと同じような悩みを抱えている人がいたらぜひ試して頂きたい。

メリット③:髪にボリュームが出た

わたくしはいわゆるM字ハゲにカテゴライズされる人間である。

そしてM字ハゲの分際でセンター分けの髪型にしているのだけれど、こうするとM字の剃りこみ部分がスカスカになって地肌が見えまくるのが本当にコンプレックスだった(全国のM字ハゲは今まさに首がもげるほど頷いているはずだ)。

それは鏡で見てもわかるし、特に光を当てると顕著になる。これが年々進行しており、本当につらいのでもうそろそろ坊主にでもしようかと真剣に悩んでいたところなのだ。

湯シャン後はどうなった?

ところが湯シャン後は、M字部分の地肌が透けて見えるということは全くなくなった。これは本当に恐るべき効果と言える。

これが湯シャン成功後のわたくしの姿だが、今では光をあてても動かしてもMの部分が全く透けることがなく、ボリュームもどっさりしているのがわかるだろうか。

湯シャン前は地肌がスカスカで坊主にするかどうかを悩んでいるレベルだったことを考えたら激変したのである。

湯シャンの効果をおさらいすると、シャンプーをやめることで頭皮が排出する皮脂量を抑えて、その代わりに髪に栄養を送ることに専念できるようになるという。

わたくしの場合は特にこの効果が顕著に表れ、前項のように毛根が強くなったり本項のように髪にボリュームが出たりしているのだと考えられる。

というよりもシャンプーを使用している頃は髪は細いはすぐに抜けそうになるわで弱体化しており、こちらが本来の姿なのだろうと思っている。

メリット④:くせ毛が改善された

子供のころからコンプレックスだったくせ毛はかなり改善されたように思う。

ただ年齢とともに徐々にクセが落ち着いてきていた部分もあるので湯シャンの効果と言い切ってよいのかは少々微妙だが、それでも体感としては湯シャン開始後は素直な髪質になりつつあると感じている。


以前はうねうねしていた髪も今ではあまりクセを感じなくなっている。

デメリット

もちろん良いことばかりではない。神様は何にでもハードルを用意している。

 デメリット①:成功するまでが修羅
 デメリット②:人に言いにくい
 デメリット③:髪が乾燥しがち

デメリット①:成功するまでが修羅

湯シャンが安定するまでの道のりにはハードルがあるため、知っているといないでは成功率が変わってくる。

期間

●最初期
湯シャン開始から1~2日。
特に問題なし。むしろイイ感じ。
●不潔期
3日目~一週間以上。

髪が重くなる、ベトベトする、フケが出る、臭う(たぶん)
●安定期
湯シャンに成功した状態。
移行期の症状が無くなり、髪が自然な仕上がりになる。

言うまでもなくこの不潔期はヤバイ時期であり、注意しなくてはならない。

まず前提事項だが、一般的なシャンプー生活では以下のようなサイクルが繰り返される。

A. シャンプーの合成界面活性剤により頭皮の皮脂が根こそぎ除去される。
B. 失われた皮脂を回復しようとして頭皮は過剰に脂を分泌する。

このサイクル中に湯シャンへ移行する(つまりAが行われなくなる)と、しばらくBのみが続けられるため、明らかに皮脂が過剰になる。実際にわたくしも以下を経験した。

 ●髪がベタベタする
 ●フケがやたら出る
 ●枕が臭う

「湯シャンをすると髪が不潔になる」のようにネガティブなことをいう人がいるが、この不潔期を指してそれは正解であると思う。もしかするとこの不潔期を乗り越えられなかった人がこのようにアンチに回るのかもしれない。

これが収束するのは頭皮が「あれ?最近もう皮脂過剰じゃね?」と新しい環境を受け入れてくれた時になるのだが、ここに至るまでに必要な日数には個人差があるようだ。

わたくしの場合は一週間ほどで頭皮は落ち着き始めたが、一か月近くかかる人もいるらしい。この状況は湯シャンさえ続けていればいずれ収まるため諦めずに続ける必要があるが、精神力も試されるだろう。

デメリット②:人に言いにくい

これはやっぱりそう。

湯シャンを成功させた今となってはやってよかったと心から言えるし、これからも続けたいと本当に思う。

しかし有名人も実践しているとはいえ、世間一般ではまだまだ湯シャンに対する理解度は低く、イメージはネガティブと言わざるを得ない。

人によっては「不潔」「やべぇヤツ」と思われても不思議ではないため、時代がわたくしたちに追いつく日をおとなしく待つこととして、あまり人には言わない方が得策だろう。

「シャンプー何使ってるの?」と質問された場合の回答はあらかじめ用意しておこう…。

デメリット③:髪が乾燥しがち

人によっては意外かもしれない。

湯シャンと言うと「シャンプーをしない=ベトつく」と捉える人が多いと思う。しかし事実は全くの逆なのだ。

湯シャンが成功すると、頭皮は必要以上に皮脂を分泌しなくなる。この影響なのかはわからないが、とにかくどちらかというとパサパサとした髪質になる

これがどの程度なのか、あるいは許容できるのかは人によると思うが、少なくともわたくしはそんなには気にならない程度だと思っている。

とはいえ、もし湯シャン後のパサつきが気になる人はホホバオイルの使用をおススメする。

ホホバオイルを髪に塗布することでドライヤーの熱から髪を守るとともに、髪にしっとりとしたツヤと潤いを与えてくれるスグレモノ。つまり湯シャンによる弱点を補完してくれるためセットで保持しておきたいアイテムだ。

わたくしも保持しているが、風呂上りにタオルドライした後にほんの少しを手に取って伸ばして塗布してあげればいい。というかつけすぎると髪が重くなってしまうので注意だ。

これ以外にも起床後やパサつきが気になる時にははちょっとだけつけてあげるとツヤツヤするので使い勝手がいい。しかも使用量は本当に少しでいいのでメチャクチャ長持ちする。

まとめ

湯シャンはこれまでのヘアケアとは全くことなるアプローチとなるため、実践すると多くの人にとっては良くも悪くも変化がみられると思う。

特に髪に元気がないとか、薄毛が気になるといった人はわたくしのように力強く改善する可能性も秘めているため是非一度実施して頂きたい生活習慣である。

…というところで以下のようにまとめつつ、今回の報告を終えたいと思う。

●湯シャンは成功させるまでが大変
●でも一度成功させると天国
●特にハゲてる人は一度試すべき。どうせハゲてて失う髪はないからええやろ。

それではまた!

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