外食で糖質制限:カレーハウスCoCo壱番屋 低糖質カレーは使えるのか確認してきた。

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カレーといえば糖質制限しにくいメニューの筆頭である。

しかしそんな難関ジャンルに挑み続けた結果、我々糖質制限プレイヤーへ低糖質メニューを提案するに至った心強いカレーチェーン店がある。

ココイチだ。

この記事に記載していること

●ココイチの低糖質メニュー一覧
●ココイチの低糖質メニュー炭水化物量
●ココイチの低糖質メニューを頂いた感想

「ココイチで低糖質食が可能なのか?」を確認するため潜入してきた結果を共有する。

カレーの無い人生なんて寂しいもんな!

ココイチは糖質制限中に利用できる?

ココイチは糖質制限の度合いによっては利用ができる。


通常のカレーメニューはライスが標準装備である関係上、とてもではないが糖質制限に口にできるシロモノではない。

しかし、ココイチが打ち出した糖質制限プレイヤー向けのメニュー「低糖質カレー」ならば可能そうだ。

というのも、低糖質カレーとはライスをカリフラワーライスに置きかえることで大幅な糖質カットを実現しているためだ。

低糖質カレーの糖質量は?

低糖質カレーは以下のシンプルな要素のみで構成されている。
 ●カリフラワーライス
 ●カレーソース
ここに好みでトッピングを追加する形式だ。

ベースとなる「低糖質カレー」の糖質量は16.5グラムのため、トッピングを足すと20グラム前後が着地点になると思われる。

 ガチ  … 0~ 5g 一日10g未満
 ミドル … 5~10g 一日10~40g
☞プチ  …10~20g 一日40~70g
☞ゆる  …20~40g 一日70~130g

一食20gほどの糖質摂取が許容される、緩めな制限で実施する人にとっては有用な選択肢となり得る。
 ✅普段より糖質量を減らしたい
 ✅減量中だけどたまにはカレーも食べたい

一方で、ガチで脂質代謝を維持したい人や本気でダイエットに取り組む人には選択しにくいだろう。

とはいえそういう人でもたまにカレーが食べたい、となった時のご褒美には良いのではないだろうか。

糖質量一覧

ココイチの低糖質メニューは「低糖質カレー」の一品であり、ここに好みでトッピングを追加する形式だ。

ここでは低糖質カレーのほか、各種トッピングやサラダメニューの糖質量についてリストする。

 ●低糖質カレー(ベース)
  ・トッピング
  ・サラダ


低糖質カレー

メニュー            
炭水化物
(g)
カロリー
(kcal)
たんぱく質
(g)
  脂質
(g)
低糖質カレー24.5
(糖質16.5)
2688.716.8

ここをベースとして、トッピングを追加したりサラダを追加したりする仕様。

低糖質カレーはライスの代わりにカリフラワーライスが採用されている関係上、糖質をカットしたうえで食物繊維が8.0gにも及ぶ

なおココイチの栄養成分は基本として糖質表記ではなく炭水化物表記だが、この低糖質カレーについてのみ糖質量が明記されている。

トッピング

メニュー炭水化物
(g)
カロリー
(kcal)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)
ハーフチキンにこみ0.1347.20.5
ハーフエビにこみ0.1173.90.2
チキンにこみ0.26714.41.1
エビにこみ0.2357.90.3
半熟タマゴ0.2695.95.0
ハーフほうれん草0.960.80.1
ツナ1.2988.76.5
ハーフチーズ1.3956.17.4
ハーフきのこ1.550.80.0
ハーフあさり1.6243.50.4
ハーフ豚しゃぶ1.71555.613.3
ほうれん草1.7111.70.2
豚しゃぶ1.930311.026.6
クリーミータルタルソース2.01101.510.7
半熟タマゴタルタルソース2.21797.415.7
完熟カットトマト2.2100.50.0
ハーフなす2.3860.48.3
ハーフソーセージ2.51405.111.6
ハーフスクランブルエッグ2.6732.26.0
チーズ2.619112.114.7
ガーリック2.6250.71.3
ゆでタマゴ2.6959.06.8
ハーフイカ2.7666.23.2
きのこ2.9101.50.1
たっぷりあさり3.2476.90.8
オクラ山芋3.7191.00.0
海の幸4.410713.63.8
なす4.71720.916.6
トマトガーリック4.8351.21.3
ハーフハンバーグ4.9927.34.7
ソーセージ5.128010.223.2
スクランブルエッグ5.11454.411.9
うずら卵串フライ5.21223.99.3
イカ5.313112.46.4
コーン5.3250.80.5
納豆5.4867.04.1
エビフライ5.4672.73.7
ハーフやさい7.6410.90.9
ハーフフィッシュフライ8.51215.67.0
単品ポテト8.6760.84.4
大豆ミートのハンバーグ8.71808.612.2
1枚ヒレカツ8.719811.212.7
旨辛にんにく9.41162.47.6
ハンバーグ9.818414.69.5
フライドチキン3個11.019610.613.9
ミニももカツ11.41636.410
パリパリチキン12.229517.418.1
ハーフクリームコロッケ(カニ入り)14.61942.813.6
ハムカツ15.22086.413.5
やさい15.4821.71.8
フィッシュフライ17.024411.114.0
エビカツ17.423911.713.2
手仕込ヒレカツ17.639522.525.2
フライドチキン18.332617.623.1
手仕込とんかつ19.559223.245.1
ロースカツ22.141915.830.4
チキンカツ24.741821.325.4
メンチカツ26.33469.421.9
クリームコロッケ(カニ入り)29.23885.627.2
炭水化物順

たんぱく質豊富なものと野菜を組みあわせるとバランスがよさそう。

「チキンにこみ」は糖質がほぼ存在しない上にたんぱく質が豊富で超優秀。

なおわたくしの好みとしてチーズと肉がほぼマスト。

サラダ

メニュー炭水化物
(g)
カロリー
(kcal)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)
ヤサイサラダ3.2130.80.2
ツナサラダ4.41119.56.7
ソーセージサラダ5.71535.911.8
タマゴサラダ5.81089.87.0
イカサラダ5.9797.03.4
シーザーサラダ7.71002.17.3
コーンサラダ8.5381.60.7
ポテトサラダ11.8891.64.6
フライドチキンサラダ14.220911.414.1

炭水化物量を抑えたうえでサラダをチョイスするのであればツナサラダあたりがバランス良いだろうか。

注文方法

ココイチには久しぶりに行ったのだが、注文方法がタッチパネル式に変わっていた。


注文の流れ(タッチパネル)
  • 入店
    入店し、店員に案内された席に着席。
    目の前にあるタッチパネルに触れてメニュー一覧を呼び出す。

  • 項目選択
    メニュー左側のリストから「低糖質カレー・ココイチベジカレー」を選択
  • 項目選択②
    「低糖質カレー」を選択

    自分でトッピングを足したければシンプルな「低糖質カレー」を選択(赤枠左側)
    あらかじめトッピングが決まったものでよければメニューに表示されているものから選択(赤枠右側)

  • トッピング

    左側のリストから「サイドメニュー」でトッピングの追加を、「セットメニュー」や「単品サラダ」などからサラダやドリンクを必要に応じて選択する。

  • 注文
    タッチパネル右側のカートマークから注文内容を開き、確定させる。

    あとは注文したカレーが運ばれてくるのを待つ。
    ココイチといえば漫画本を置いてある店もあるので待ち時間で活用するのもいいだろう。

  • 会計
    運ばれた料理とともに自席に伝票が置かれるはずなので、レジまで持っていって会計を済ませる。
    各種電子マネーには対応しているようだ。

タッチパネル式じゃない場合は従来通り紙のメニューから低糖質カレーを選んで店員に伝える形式。

実食:低糖質カレー

さてこれが運ばれてきたのはおまちかね低糖質カレー

見た目は普通のカレーとあまり変わらない。

…と思いきや、ライス部分はこのようにカリフラワーライスに置き換えられている。

口に含めるとカリフラワーというか植物っぽさが口に広がり好みは分かれそうではある

ただ食感や味そのものは一般のライスの方に軍配が上がるが、これを口にする糖質制限プレイヤーにとっては糖質の大幅カットと食物繊維の多さに意味があるのだ。

この時の栄養成分

画像の時に注文したメニューの糖質(炭水化物)量を以下に示す。

メニュー炭水化物
(g)
カロリー
(kcal)
たんぱく質
(g)
  脂質
(g)
低糖質カレー24.5
(糖質16.5)
2688.716.8
 + 豚しゃぶ1.930311.026.6
 + ハーフほうれん草0.960.80.1
 + チーズ2.619112.114.7
合計29.9
(糖質+炭水化物21.9)
76832.658.2

ベースとなる低糖質カレーの時点で既に糖質量が16.5gあるため頑張っても20g弱程度となる。

わたくしから見たら多すぎだが、ごく一般的なライトな糖質制限プレイヤーにはちょうど良いあたりだろうか。

改めてみると思ったより豚しゃぶとチーズが重たい

どちらもハーフくらいでよかったかもしれない。

これよりも低糖質なカレーを求める場合はカリフラワーライスに加えてカレーソースの部分は自作するという方向になりそうだ。

カリフラワーライスは優秀

さてここまで記載した低糖質カレーでは当たり前のようにカリフラワーライスであることを前提にしてきた。

しかしこの現代においてカリフラワーライスやブロッコリーライスを口にしたことがある人の方がレアだと思うので少し触れておく。

カリフラワーライスとは

カリフラワー(やブロッコリー)をフードプロセッサーで細かく刻んでライスに見立てたもの。

我々糖質制限プレイヤーはもちろんのこと、グルテンフリーを望んで主食を置き換えたい人にも需要がある。

言うまでもなく糖質量は通常ライスに比べてとても低く、同じ量の白米に比べてカロリーも低い。

一方で食物繊維は大幅に高いという点から栄養バランスで言えばかなり使える食材である。

現在では割と安価にカリフラワーライスやブロッコリーライスを購入することも可能なので、是非一度自炊メニューに取り入れてみてもらえればと思う。

どこで手に入れるのか?

リアルであればスーパーで見かけることがたまにある。

カリフラワーライスは基本として冷凍で売られているため、冷凍野菜コーナーを探してみると良いだろう。

ただし取り扱い店舗は多くはないとおもうため、現状ではネットで購入するのがスタンダードかと思う。

以下はわたくしがたまに購入しているカリフラワーライスをおススメしておく。

容量も大きく、特にコスパに優れており重宝している。

これもココイチのものと同様にそのままではある種の植物っぽい味は残る。

そのためチャーハンのように味をつけて炒めた方が美味しく頂ける。それこそ自作カレーのライス代わりにしても良いだろう。

まとめ

…以上が今回のココイチ潜入のレポートとなる。

以下のようにまとめつつ、今回の報告を終えたいと思う。

●ココイチで糖質制限は出来る
 ・低糖質カレーのメニューを選ぶ
 ・一食の糖質量は20g前後が目安
 ・トッピング次第で糖質量は変わる
●カリフラワーライスの栄養成分は優秀
 ・味や食感に向き不向きはある。

糖質制限中にふとカレーが食べたくなることもあるだろう。

いや、絶対にある。

わたくしは数えきれないほどあった。

そんなときにココイチに足を運ぶきっかけになれれば幸いだ。

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